フィルムカメラの電池の液漏れの対処方法

フィルムカメラに長い間入れたままの電池の液漏れは、よくあるトラブルです。

電池室内だけの液漏れであれば、ウェットティッシュや綿棒で、まずは拭き取ります。

内部の基盤に電池の液漏れが入り込んでいなければ、特段の清掃も必要はないと思います。

電池室内に滞留した液漏れの状態や、カメラ本体内部に入り込んだ液漏れがある場合は、分解清掃等の処置が必要になります。

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フィルムカメラの電池室内の電池の液漏れは?

フィルムカメラの電池室内の電池の液漏れは、まずは綿棒やウェットティッシュで拭き取ります。

電池の液漏れは、綿棒にレモン汁などの酸性の液をつけて数回拭き取ることで、中和させることができます。

そのあとは、少量の水を含ませた綿棒で、汚れと酸性液を拭き取っておきます。

あとは乾拭きして、電池室内の水分を残さないように仕上げ、新しい電池での動作確認して問題なければ解決となります。

ただ、電極端子に緑青のサビがついている場合、下手に手出しせず、専門の業者に依頼することをお勧めします。

フィルムカメラ本体内部に電池の液漏れが?

フィルムカメラ本体内部に電池の液漏れが達している場合、基本的には分解清掃が必要となりますが、メーカーの故障受付窓口や専門の修理業者への依頼をお勧めします。

カメラ本体内部に電池の液漏れがある場合、内部の基盤にも液が付着している可能性が高く、素人が手を出せないものも多いためです。

カメラ本体の回路がショートしている場合、基盤の交換等の必要も出てくるために、清掃で改善が見られない場合は、分解しないほうが無難です。

それでも、自分で清掃する場合、電池室内から内部の機械部分の腐食は、細かいブラシで磨いて注油して何度か作動させることで回復することもありますが、そうでない場合は全て分解して部品を磨く必要が出てきます。

仮に分解できたとして、組み立てることが想像できない場合、やはりお勧めできません。

フィルムカメラの電池の液漏れの対処法

フィルムカメラの電池の液漏れは、よくあるトラブルですが、そのままにしておくとカメラ本体の作動に影響します。

電池室内の液漏れであれば、綿棒等に酸性液をつけて数回拭き取り、少量の水を含ませた綿棒での清掃と酸性水を取り除きます。

電池室内の清掃を終了したら、新しい電池での動作確認をしておきます。

液漏れがカメラ本体内部に起きている場合や、電極に緑青のサビが付着している場合は、メーカーや専門の業者に相談するなどの対応をしたほうが無難であるといえます。

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