フィルムカメラを始めようとする初心者が、中古フィルムカメラを購入する際の選び方の注意点は、いくつか考えられます。
現在、フィルムカメラの新機種を製造販売しているものは、ほとんどないといえます。
確かに、ニコンやキャノンで35ミリフィルム一眼レフのハイエンド機を在庫の分だけ新品販売をしているものも見受けますが、これからフィルムカメラを始めようとすれば、中古を選ぶことが現実的だと思います。
フィルムカメラには種類も多く、中古となれば、初心者が購入するには、いろいろと気になる点がでてきます。
中古フィルムカメラを購入する前には下調べを？
中古フィルムカメラを購入しようとする場合、新品販売の店と違い、店員さんが何から何まで用意してくれることを期待しないことです。
フィルムカメラは、種類も多く、資料もネットやファンサイト等での情報を集め、初心者といえども、自分なりの知識を集めることが、選び方の第一歩です。
そして、自分の購入したい機材を決め、ネットで商品を購入するか、実店舗での購入するかを選択することになります。
できれば、ネットよりも実物を確認できる実店舗での購入をお勧めします。
実店舗であれば、自分で機材の状態を確認した上で納得して購入することができ、店舗での対応してくれる店員さんとの人間関係の構築もできるためです。
中古フィルムカメラの選び方ですが、個人的には、機体のデザインでもスペックでも、どちらで選んでも構わないと思います。
今のデジタルカメラと違い、中古のフィルム一眼レフの場合はマニュアル操作機種が大半で、性能の差はレンズの明るさF値によると思っています。
初心者の中古カメラの選び方は、下調べをして、自分の好みのカメラを見つけることです。
実際の機材を見てみて？
実際の購入する店舗に足を運んだ際には、商品の状態の情報と実物の状態をよく見ることです。
外観に大きなキズやヘコミがないか、レンズに傷がないかといった見た目を確認し、内部機材については、状態表示や店員さん直接説明を聞いてみます。
それと、本体以外の付属品の有無については、汎用品で代用できるものかどうか、重要パーツが欠損していないかを確認することです。
ネットでの場合、上述のようなことを画面上で、画像を大きくしてみたりしながら確認します。
外観に損傷がなく、レンズの状態に異常が感じられなければ、問題なく使用できると思います。
初心者が購入する場合は、いくら下調べしていくとはいえ、不安に感じることも多いと思いますので、可能であれば、フィルムカメラに詳しい人に付き添いを頼むのも良いかもしれません。
中古フィルムカメラの購入には知識が必要？
中古フィルムカメラの選び方や購入には、初心者でも、ある程度の知識が必要となります。
機種の名称であったり、レンズの種類等々、カタログ記載の事項を読む際にも必要となります。
そのため、下調べをして、実店舗に足を運び実機を手にしてみて、何度か通ってみることで、店員さんとの人間関係の構築がされ、選び方や良品に関する情報をもらえることがあります。
一度で決めて慌てて購入することはないので、納得する材料を揃えて購入することをお勧めします。