ミノルタのフィルムカメラの名機は?使い方は?修理の方法

ミノルタのフィルムカメラの名機は、αシリーズの中のα-7000といえます。

ミノルタのフィルムカメラは、アメリカのNASAでの宇宙飛行用のレンズシャッターカメラとして「ハイマチック」がフレンドシップ7号に採用されたことから、7という数字を多用しています。

αシリーズの前のフィルムカメラである「X-7」も同様で、この機種は性能の面だけでなく、宮崎美子さんをCMに起用し、当時としては斬新な映像でCMが大ヒットして機種の認知度が上がり、当時のベストセラーモデルになっています。

ミノルタのフィルムカメラのαシリーズは、世界初のシステム一眼レフカメラでオートフォーカス技術を搭載し、ボディ側から絞りも設定を可能にしたマウントを採用しています。

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ミノルタのフィルムカメラのα-7000について

ミノルタのフィルムカメラのα-7000が名機というのは、それまでのオートフォーカス用のレンズ群を一新したレンズ構成がなされており、オートフォーカスセンサーには東芝、ロータリーエンコーダーには石川島播磨重工業のものを搭載していることが挙げられます。4

α-7000が名機と呼ばれるのは、カメラグランプリ’85をはじめとして数々の賞を受賞したことにもよります。

ミノルタのフィルムカメラのα-7000の使い方は、一般的なフィルムカメラの使い方と大差はないものの、それまでの機種にはなかったものが多数含まれています。

使い方の一歩目であるフィルム装填に関しても、裏蓋を開けフィルム格納部に収めたあとフィルムの右端を規定の赤い印のラインまで乗せ、裏蓋を締めることで装填ができるようになっています。

それまでのフィルムカメラの撮影時の使い方と違い、シャッターボタンに触れることでオートフォーカスが作動し、半押しすることでフォーカスがロックされます。

しかも、それまでの一般的なフィルムカメラでの絞りについてもレンズ側から設定する使い方ではなく、ボディ側から設定する使い方に変更されています。

それまでの一般的なフィルムカメラの使い方を簡易にし、機能を向上させた機体といえます。

ミノルタのフィルムカメラの修理について

ミノルタのフィルムカメラの名機といえども、発売から約30年以上経過しており、修理が気になるところです。

ミノルタという会社自体は今はなく、コニカとの株式交換による経営統合がなされ、現在はコニカミノルタとなっています。

しかも、コニカミノルタになってから、フィルムカメラ事業から撤退しており、αシリーズに関するものは、ソニーに2006年に譲渡されています。

コニカミノルタのホームページには、個別の問い合わせの窓口があり、修理に関しては、ここがまず第一となると考えられます。

修理を必要とした場合には、コニカミノルタやソニーの窓口での相談をしてみることです。

あとは、フィルムカメラの修理専門の業者に相談してみることも一つの方法といえます。

メーカー在庫欠品の部品を保有している業者もあり、修理に必要な情報も得られます。

ミノルタのフィルムカメラの名機の使い方?修理?

ミノルタのフィルムカメラの名機は、’85に発売されたα-7000といえます。

それまでにないロッコールレンズといわれる新たなレンズ群で、オートフォーカス機能を搭載したボディに対応したレンズ群を構成しています。

フィルムカメラとしての基本的な使い方は、それまでのものと大差はないのですが、シャッターボタンに触れオートフォーカスを作動させ、半押しでフォーカスロックさせることは、それまでとは一線を画します。

発売から約30年を超えている名機ですので、修理を必要とする場合、コニカミノルタやαシリーズ関連の譲渡先であるソニーの相談窓口を活用し、また、修理専門の業者の活用をすることをお勧めします。

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