フィルムカメラを初心者が使う場合には、デジカメとは違い撮影に必要な操作を必要とするため、使い方に慣れることが大切です。
フィルムカメラで撮影しようとする際には、フィルムの装填から準備し、撮影時には、露出やピント合わせの操作が必要で、機種ごとに使い方が多少異なりますので、操作に慣れる必要があるわけです。
それに、初心者が一番悩むであろう露出の決定の仕方も、機種によって設定の仕方が異なります。
フィルムカメラのフィルムを入れない状態での、カラ撮影も使い方に慣れるには良い方法です。
フィルムカメラを初心者が使うには?
フィルムカメラを初心者が使うには、撮影前にカメラ本体やレンズを観察し、取り扱い説明書を参考にしながら、機材に慣れておくことです。
実際の撮影の場で、必要な操作のボタンの位置を確認しながらといった使い方では、思った構図での撮影も困難になります。
フィルムカメラを使う場合には、本当に撮影しようとする前に、フィルムを入れない状態で、実際の撮影のように、露出の設定やピント合わせを操作してみて、シャッターを切ってみて、巻き上げる一連の操作を試しておきます。
そうしておくことで、実際の撮影の場では、必要最低限の一連の操作を流れで行うことができ、本来の撮影の使い方ができます。
フィルムカメラに必要な知識も?
フィルムカメラで必要な知識も、頭に入れておくことをお勧めします。
フィルムカメラの場合、前述のように、デジカメとは違い被写体にカメラを向けシャッターを切れば撮影できるものではなく、自分での操作を必要とします。
それらの操作には、写真撮影に必要とされる設定項目に関連したもので、知識を頭に入れておくことで、応用した使い方もできます。
初心者の場合、露出が、絞りとシャッタースピードの組み合わせであることや、フィルム感度が影響することくらいは、理解しておくことです。
それに、自分の使用する機材の特性、特に露出計に関するものや、設定時に操作するボタンなどの位置についても理解しておく必要があります。
初心者の撮影の場合、絞り優先の露出の選択の使い方をして、被写体との距離感をつかむことをお勧めします。
徐々に自分なりの使い方の幅を広げてみるためにも、知識を得ることも得策です。
フィルムカメラの初心者の使い方
フィルムカメラの初心者の使い方は、絞り優先の露出選択での撮影をお勧めします。
絞り優先の露出選択にすることで、被写体との距離感や背景のぼかし方を感覚として掴みやすい使い方といえるためです。
一連の操作の中で、自分の機種の特性をつかみながら、カメラ自体に慣れることで、さまざまな使い方ができるようになります。
フィルムカメラは、初心者でも上級者でも操作することで、使い方の幅が広がる楽しさを持っています。