フィルムカメラのフィルムの交換の方法

フィルムカメラでは、フィルムの規定枚数の撮影終了後には、フィルム交換が必要となります。

フィルムカメラでは、撮影前のフィルム装填と撮影後のフィルムの取り出しは、基本となります。

フィルムカメラに装填したフィルムを撮影の途中で交換することは、基本的には避けるべきです。

例えば、24枚どりのフィルムの10枚まで撮影したところで、フィルムを交換し、再度そのフィルムを装填することも可能ではあるのですが、初心者は避けたほうが無難です。

スポンサーリンク
camera-studyレクタングル大

フィルムカメラの装填と取り出しは?

通常のフィルムの規定枚数の撮影後にフィルムを交換する際には、フィルムを取り出し、再度新たなフィルムを装填することで交換できます。

フィルムの装填の手順としては、フィルムカメラの本体左側のクランクを持ち上げて裏蓋を開け、所定の場所にパトローネを格納し、フィルムの端を巻き取り軸に通し、フィルム下の穴を突起部に固定して裏蓋を閉じます。

あとは、フィルムカウンターが0になるまで、からシャッターを切ります。

この時、巻き取り軸とクランクの動きが連動しているかどうかを見て、フィルムの正常な装填を確認します。

フィルムの取り出しの手順は、カメラ底部の小さなボタンを押し込み、クランクを起こして表示されている方向に回すことで、フィルムをパトローネ内に収納します。

フィルムがパトローネ内に収納されてしまうと、クランクの感触が軽くなることや本体の表示等で確認して、裏蓋を開けてフィルムを取り出します。

撮影を終了したフィルムはケースに収納し、出来るだけ早く現像に出すことです。

フィルムを交換する場合は、フィルムを取り出した状態のカメラ本体に、上述の手順で新たなフィルムを装填します。

フィルムの撮影可能枚数を残しての交換は?

フィルムの撮影可能枚数を残しての交換は、初心者の場合、基本的には避けるべきです。

しかしながら、最初はモノクロフィルムでの撮影をしていて、途中でカラーフィルムを使用したいといった状況の場合、撮影途中のフィルムを取り出し、カラーフィルムを装填することは可能です。

撮影枚数を確認した上で、当初本体に装填されているフィルムを通常の取り出し手順で取り出し、新たなフィルムを装填します。

新たに装填したフィルムは、通常通りの撮影で問題ありません。

先に取り出したフィルムの残り枚数を使用する場合、フィルムをカメラ本体に入れ込むまでは通常の操作方法で行います。

そして、撮影した枚数分のフィルムを巻き取り軸に巻き取らなければならないので、レンズカバーをつけて光がカメラ本体に入らないようにして、からシャッターでフィルムを送ります。

フィルムカウンターの表示を参考に、撮影終了のコマにダブらないようにフィルムを送ることが重要です。

この方法は、フィルムカメラの機能に自動巻き取り等がある場合は使えませんので、機種の使い方を熟慮して行います。

フィルムの交換は?

フィルムカメラのフィルム交換は、フィルムの規定枚数の撮影終了時に、新しいフィルムを装填するもので、フィルムの取り出しと装填を連続して行います。

その手順は、上述の通りで、この作業の途中は、なるべくカメラ本体に光を当てないようにし、開口部に埃が入らないようにします。

撮影枚数途中でのフィルム交換とそのフィルムの再使用の際には、カメラの機種の使用法を確認することと、フィルムのコマ送りを利用しますが、初心者の場合は避けたほうが無難といえます。

スポンサーリンク
camera-studyレクタングル大

camera-studyレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする