フィルムカメラは製造から数十年経過したものが多く、動作不良を自分で修理したくなることもあり、その際のやり方は道具を揃えることから始まります。
フィルムカメラの修理が必要になった場合、自分でそれに必要な情報を集め、自助努力でやっていくやり方しかありません。
初心者のフィルムカメラの修理は、基本的には、メーカーの故障相談の窓口の利用と修理専門の業者の活用をした方が無難といえます。
フィルムカメラの知識が増え、必要な道具を揃えられた状態で、少しずつ自分で試してみることをお勧めします。
フィルムカメラの修理の道具は?
フィルムカメラの修理の道具は、精密ドライバーをはじめとして、さまざまなものが必要となりますが、想定されるものを列挙してみます。
道具としては、精密ドライバー、プライヤー、ペンチ、レンズ外し、清掃用ブラシ、ブロアー、ピンセット、竹製割り箸、ベンジン、オイル、エーテル、アルコール、液剤を保存するボトル、ゴム、綿棒、ティッシュペーパー等が挙げられます。
ドライバーに関しては、機種によって、あるいはネジの形状等に合わせて加工して使用する必要があります。
汎用品の道具を使用する場合、機材の形状に合わせて、自分の使いやすい形に工夫することです。
修理の道具に関しても、分解清掃のみにするのか、修理の必要な程度によっても、必要とするものが変わってきますので、臨機応変な対応が必要となります。
フィルムカメラの修理のやり方は?
フィルムカメラの修理のやり方は、修理箇所によってもさまざまで、自分で修理する場合には、事前に情報を集めておきます。
修理の前に、まずは、分解清掃を自分で試してみて、カメラ本体の構造を理解することをお勧めします。
自分で分解清掃することにより、カメラ本体の部品の構造や、レンズの構造も理解でき、再組み立てする際にも、どの部品に修理が必要となる可能性があるのかの見当にもつながります。
最初から全てを自分でやることは、不可能に近いので、徐々に修理できそうな箇所の範囲を模索していくことをお勧めします。
フィルムカメラの修理を自分でやるには?
フィルムカメラの修理を自分でやるには、まずは、修理に必要な道具を揃えることです。
必要な道具を揃えるためには、さまざまに情報を集めて、修理のやり方をイメージできないことには用意できません。
そのためにも、まずは分解清掃を自分で試してみて、カメラ本体の構造やレンズの構造を理解し、どこまで分解でき再構築できるかのやり方や技量も見極めることが重要です。
自分で修理する際にも、決して無理をせず、メーカーや専門の修理業者の利用も考慮に入れておくべきといえます