フィルムカメラのレンズ交換の途中での感光の防止法

フィルムカメラのレンズ交換の途中での、フィルムが感光することは基本的にないといえます。

フィルムカメラの撮影において、状況によっては、レンズ交換して撮影したくなることはよくあることで、レンズをカメラ本体から外して交換している途中で、フィルムが感光することはありません。

フィルムの格納場所とフィルムの感光部分には、シャッターが閉まっていますので、レンズ交換の途中でも感光はしません。

しかし、レンズ交換の途中には、開口部を直射日光の方向に向けない方が無難です。

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フィルムカメラのレンズ交換は?

フィルムカメラのレンズ交換が、撮影中に被写体の状況等に応じて、フィルムが入った状態での交換ということになり、初心者であれば、フィルムが感光してダメになるのではないかと不安を抱くかもしれません。

しかし、フィルムカメラの構造を考えてみると、この不安は当てはまりません。

フィルムカメラの本体は、レンズの後方にファインダーに像を送るためのミラーがあり、その後方にシャッター幕、そしてフィルムが装填されているという構造になっています。

つまり、レンズを交換している途中でも、シャッター幕によって感光することを防いでいます。

レンズ交換途中に、フィルムが感光してしまう場合、通常の撮影をしている状態でも常にフィルムが感光されていると考えられ、修理が必要ということになります。

フィルムカメラのレンズ交換時の注意点は?

フィルムカメラのレンズ交換時の注意点は、カメラの構造上レンズ交換の途中に感光することは基本的にはないといえますが、レンズを取り外した状態で、開口部をむやみに光の強い方に向けたり、埃の多い場所での交換は避けたほうが無難です。

フィルムカメラ本体のメンテナンスに不備があった場合、例えば、シャッター幕周辺や裏蓋のモルトと呼ばれるパーツの劣化等で、光の漏れの可能性もゼロとはいえないからです。

構造上、フィルムカメラのレンズ交換途中のフィルム感光がないとはいえ、できるだけ光をカメラの開口部に当てない、埃を入れないという注意はすべきです。

フィルムを現像に出し、もし変な光の入り方をしたネガがある場合には、専門の業者等で、遮光に問題がないか確認してみることをお勧めします。

フィルムカメラのレンズ交換の途中での感光は修理?

フィルムカメラのレンズ交換の途中での感光は、修理の必要があります。

本来、フィルムカメラのレンズ交換の途中でのフィルムが感光することがないように、カメラ本体には、遮光する機能としてのシャッター幕やその他モルト等での装備がなされています。

フィルムカメラ自体が、発売されてかなりの時間が経つ機種もあり、それなりのメンテナンスを必要としますが、それでもレンズ交換の途中でフィルム感光の症状が現れた際には、メーカーや専門の業者への相談が必要です。

日頃から、適切な清掃とメンテナンスをしておくことで、早期の対応が可能となり、撮影への支障を避けることにつながります。

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