フィルムカメラのフィルムが入らない時の対応は、まず落ち着いて状態を観察することです。
フィルムカメラのフィルムが入らないということの原因は、フィルムの問題とカメラ本体の問題のいずれかといえます。
フィルムが入らないと力任せで作業してしまうことを避け、まずはどこに問題があるかを判断します。
フィルムが入らない時に確認することは?
フィルムが入らない時に確認することは、次のようなことが考えられます。
まず、フィルム自体が間違えた種類のものではないか、フィルムに変形等の外観の異常がないかを確認します。
カメラ本体の裏蓋を開けた際のクランクが、フィルム格納部に下がってきていないかを確認します。
フィルムを装填しようとする際に、裏蓋を空けるためにクランクを引き上げますが、機種によっては、若干本体側に戻るものもありますので、確認します。
フィルムの格納容器であるパトローネの向きが、間違えていないかを確認します。
カメラ本体の巻き上げレバーに連動した巻き上げ軸に、異常がないかを確認します。
巻き上げ軸に異常がある場合、巻き上げレバーの動きで判断ができます。
以上のようなことを確認して、再度フィルムを装填し直してみます。
フィルムの装填時の確認をしても、入らない時は?
フィルムの装填時の確認をしても、入らない時は、無理に押し込んでも良いことはありません。
フィルムカメラに装填しようとしているフィルムを変えても、装填できない場合、カメラ本体の故障も疑われるので、無理は禁物です。
カメラ本体の巻き上げレバーの不良であれば、本体下部のカバーを外して清掃してみるなどの対処法も考えられますが、どうしても無理であれば、修理業者に持ち込んでみることをお勧めします。
フィルカメラのフィルムが入らない時には?
フィルムカメラのフィルムが入らない時には、まずは落ち着いて、状況をよく観察し、どこに問題があるかを確認します。
フィルム自体の問題か、カメラ本体の異常か、それとも単なるフィルム装填の手順の間違いなのか、冷静に確認します。
フィルムカメラのフィルム装填に関わる箇所は、裏蓋とその開閉に関わるクランク、巻き取り軸と巻き取りレバーあたりが考えられます。
カメラ本体の巻き上げレバーの不良であれば、本体底部の蓋を開けて状況を確認する程度はできますが、あくまで、工具や知識を持っている前提での対処法といえます。
考えられる範囲の可能な対応をしてみて、フィルムが入らないということになれば、カメラ本体の故障も考えられますので、専門の修理業者やメーカーに相談してみることをお勧めします。