フィルムカメラで星を撮影するには?

フィルムカメラで星を撮影する場合、必要機材の確保と撮影場所の選択が必要です。

星の光は肉眼で感じるよりも弱い光で、周囲の街灯や車のヘッドランプの光が届く場所では、フレーム内に光が入っていなくても、写真に部分的な明るい部分やコントラストが弱くなったり、星が写りにくくなることもありますので、撮影場所を選ぶことは、フィルムカメラに限らず星を撮影しようとする場合には大切な準備といえます。

機材として、三脚は必須で、長時間露光を必要ともしますので、レリーズも用意しておくと便利です。

それに、周囲からの無駄な光を遮るために、レンズフードを取り付けることも、失敗を減らす効果があります。

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フィルムカメラで星を撮影するには?

フィルムカメラで星を撮影するには、前述のように、撮影場所を決めて三脚にカメラ本体を固定し、目的の星空にレンズを向けます。

カメラを地上に向けるほど、街の明かりの影響を受けます。

また、星を撮影する場合には、月の明かりも影響しますので、月の位置にも注意して撮影します。

フィルムカメラで星を撮影する場合には、マニュアルでの撮影をお勧めします。

どのくらいの明るさの星を撮影するかによって、露出が違います。

経験上で言えば、8等星程度を想定した場合、50mm/f1.4の標準レンズを使用し、フィルム感度ISO400とすれば、シャッタースピードは10から20秒程度だと思います。

この露出は、あくまで星が流れている写真ではなく、星を点の状態に撮影できる場合のものです。

フィルムカメラでの星の撮影の場合、結果を確認できないので、いくつかの露出で、複数枚の撮影しておくことがベストといえます。

星を線のように撮影するには?

星の写真には、北極星を中心とした円がいくつもの線になった写真を連想される方も多いと思います。

星の撮影で、シャッタースピードを長時間開けたままにしておくと、星が線のように写ります。

この場合も、前述のような装備を確認し、星の動きも予想して画角を決めます。

露出はマニュアルで設定し、星の流れをどうするかによってシャッタースピードを選択します。

目安としては、フィルム感度ISO400で、絞りF4で30分から60分といった程度だと思います。

これも撮影する人の意図によって、さまざまな結果となりますので、いろいろと試してみることをお勧めします。

フィルムカメラでの星の撮影をする場合は?

フィルムカメラでの星の撮影をする場合は、撮影場所の選択と撮影機材の準備が大切です。

実際の撮影に必要な露出の選択は、経験上でつかんでいくしかないのですが、目安として、フィルム感度ISO400、50mmf4で、シャッタースピード10秒程度を目安に始め、さまざまに違う露出で、複数枚を撮影してみることをお勧めします。

露光時間と絞りの関係で、星の写り方も変化しますので、実際に撮影してみて、現像して確認することです。

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