フィルムカメラの撮り方と仕組み

フィルムカメラの撮り方は、仕組みも理解しておくことが大切です。

フィルムカメラもデジタルカメラも基本的な構造は、ほとんど同じと考えられますが、レンズを通過した画像をフィルムに記録するか、デジタルデータとして記録するかの違いがあります。

デジタルカメラの場合、撮影に必要な露出やそのほかの手順などを電子制御で準備してくれ、構図を決めてシャッターを切るだけという使い方でも写真が撮れますが、フィルムカメラの場合は違います。

フィルムカメラの撮り方は、構図を決めたら、被写体に対する露出を決め、ピントを合わせるという作業を行なって撮影しますので、ある程度の仕組みを理解しておくことで、手順の意味がわかります。

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フィルムカメラの撮り方は?

フィルムカメラの撮り方として、まず構図を決めます。

これは、デジタルカメラでも同様なので、特に問題なく行えると思いますが、フィルムカメラの単焦点レンズを使用している場合、ズーム機能がないため、被写体との距離を考える必要があります。

次に、被写体との光の具合と距離に応じて、露出を決めます。

この時、被写体が静止状態か動態であるかによっても、絞りを優先するか、シャッタースピードを優先するか違ってきます。

被写体が、静止状態であれば、基本的に背景をボカさない場合は絞りの数値を大きく、背景をボカしたい場合は絞りの数値を小さくして、それぞれの数値に適したシャッタースピードを選択します。

被写体が動いている場合は、シャッタースピードを優先して露出を決めます。

このように、フィルムカメラの撮り方の場合、絞りとシャッタースピード組み合わせで決まる露出によって、背景のボケ具合が変わる仕組みを理解しておく必要があります。

露出が決まれば、あとは、ピントを合わせてシャッターをきることになります。

実際の操作は、フィルムカメラの本体によって多少の違いがありますので、取扱説明書等で確認しておく必要があります。

フィルムカメラの仕組みは?

フィルムカメラの仕組みは、レンズから入ってくる光をカメラ本体に誘導し、フィルム上に撮像として記録するといえます。

このレンズから入ってくる光を、絞りとシャッタースピードの組み合わせで調整し、フィルム感度に合わせてフィルムに記録させます。

露出は、機種によっては自動露出補正機能を有しているものもありますが、フィルムカメラの場合、基本的には自分で選択します。

フィルムパッケージにも、参照できる露出の基準の目安となる数値が示されていますので、参考にしながら、自分で試してみることです。

フィルムカメラの撮り方と仕組み

フィルムカメラの撮り方と仕組みは、両方を理解した上で写真撮影することが、失敗を減らせます。

フィルムカメラの撮影においては、撮影に必要な露出選択やピント合わせといったものを、基本的に全て自分で操作しなければなりません。

そのためには、フィルムカメラの構造と撮影における露出の組み合わせ、ピントの合わせ方といったカメラ本体の仕組みも理解しておくことが必要です。

フィルムカメラのこれらの手間が、デジタルカメラとの違いであり、面白さでもあります。

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